« 5月6日 | トップページ | 5月8日 »

5月8日 その2

午後4時半。

「じゃあ、ホタルさん行きましょうか」

また車椅子に乗って、手術室へ。途中、陣痛に苦しんでいる妊婦さんとテニスボール片手に付き添う旦那さんに遭遇。何だか普通に産める人が妙に羨ましくなって

「私もあれやりたかったな・・」

と何気につぶやいたのを迎えの補助さんが気がついて

「そうだねぇ。でも、赤ちゃんとお母さんが元気でいられる出産が一番だからね」

と慰められた。エレベーターが閉まる瞬間に電話をし終えた旦那様が見送りに来てくれて

「じゃあ、行ってくるね」

と手を振っていざ手術室へ。

手術室へ入った途端、「宇多田ヒカル」のカップヌードルテーマ曲が流れ始めた。本当なら好きなCDを持ち込めるんだけど、私のような緊急組は先生の趣味のCDがかかる。

(先生は宇多田が好きなのか)

と思いながら自力で手術台へ。その後はまな板の鯉状態。あっという間に、血圧測定器やら酸素の管等々の装着完了。

「おっ、もう来てたんだ。早かったね」

という先生の言葉で準備開始。これ以上無理というところまで海老のように背中を丸めて麻酔の処置終了。冷たい脱脂綿をあちこちに当てて、冷たさを感じなくなったところで準備はオッケー。

先・「はい、ではよろしくお願いしま~す」

看「お願いしま~す」

と言って術式開始。何かテレビドラマの手術みたく固い感じは一切なくとってもフレンドリー。お陰で余計な緊張をしなくて済んだ。

看「は~い、頭出たからねぇ」  (マジ!?うお~、見たいっ)

助産「赤ちゃんの状態が良かったら見せてあげられるからね」 (ああ、そうか・・despair

看「はい、出ますよぉ」  (おっ!)

「オギャー、オギャー!」  (良かった、泣いてる!(・∀・))

しばらく赤ちゃんの処置するらしき音や雰囲気が続き

助産「はい、どうぞ~」

見せられた赤ちゃんは、ちっちゃいけどすごく元気に泣いていて、泣かずに産まれてきた妹の事を思うとまずは安心だな、と妙に落ち着いていた自分。

助産「じゃ、連れて行くねぇ」

と、赤ちゃんは一足先に手術室を出て未熟児室へ。

その後は、寝る薬を入れてもらったので、気がついた時には手術終了直前。朦朧とする意識の中、産婦人科の看護婦さん達のお迎えベッドに移され、手術室を出ると私のお母さんがベッドに走り寄って来て

「よく頑張った、えらかった、えらかった。ごめん、始まるのに間に合わなかった」

と申し訳なさそう。私は、ボーっとして頷くのが精一杯でした。

部屋に戻ってしばらくすると、未熟児室に呼ばれていた旦那様が帰って来たと同時に

「ちぃ、出して良かった」

といきなり一言。これ以上お腹に置いておけば間違いなく胎内死亡していたとの事(゚o゚)

(それじゃあ、手術した甲斐もあったな。名誉の負傷だ)

と思いながら眠りにつきました。

でも・・・夜中にあまりの痛みに目が覚めて、ちょうど巡回に来た看護士さんに痛み止めを入れてもらいました(^-^;

にほんブログ村 マタニティーブログへ 久しぶりの更新

|

« 5月6日 | トップページ | 5月8日 »

妊娠」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 5月6日 | トップページ | 5月8日 »